◆一本とは◆
相手の身体のどの個所にでも、得物の※物打ちの部分にて※的確な打突を与えたら一本となります
※「物打ちの部分」って?
  得物の先端約15cm位の所で、空気だけが入った安全な所だよ。
  根元の方は芯が入ってるから、ここで打つとケガしちゃうよ。

※「的確な打突」って、具体的にどんなの?
 
得物を丸棒、鉄パイプなどと想定して実際に当たった場合、かなりの衝撃
 があると思われる打突が基準だよ。
 簡単に言うと「実戦を想定してどうか」っていう感じ。


一本の時の審判の動作。
勝った側の旗を、斜め45°に上げる
●ちょっと一言●
・前面部の場合、浅い打突でも一本になります。
・面部の場合、得物がしなって当たっても一本となります。
※一本の基準は各大会、審判、団体により若干の誤差があるから、他の団体の練習、大会に行った時は注意してね※
※詳しくは公式ルールブック216ページ※
※練馬区スポーツチャンバラ協会、スポーツチャンバラ正柳館では、軽く当たった場合のポイントルール
 「有効」も、部内の試合において特別に採用しています。
 詳細は部内発行のルールブックをご覧下さい。

◆不十分(無効)◆
次の場合は「不十分(無効)」として試合を続行します
・当たったか当たらないか分からない位の軽い打突
・練習着、帯、服のみへの打突
・よけた得物が相手の身体にたまたま触れた
・その他

※不十分の場合、試合は中断せずにそのまま続行します。


不十分の時の審判の動作。
正面で2、3度旗を交差させて振ります。

◆相打ち◆
「一本」に相当する打突が同時に当たった場合、「相打ち」として両選手とも負けとなります。
●相打ちのタイミングは?●
・多少の誤差があっても、ほぼ同時の場合は相打ちにしちゃってね。
・「どっちだろう?」と迷った時も相打ちにしちゃってね。

●こんな時どうすんの?●
・試合人数が少なくて、相打ち両者負けにしたら選手がいなくなっちゃう場合は、相打ち
 は「不十分」として再試合にしてね。

↑相打ちの時の審判の動作。
 両方の旗を真横に水平に上げる。
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